第3回
湖畔の宿 支笏湖 丸駒温泉

ラーメン道
源泉100%の温泉シリーズ第3回スポンサー ラーメン道 さん
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●丸駒温泉旅館
札幌、千歳方面から幌美内(ポロピナイ)に来ると、国道453号Tの字交差点の大きな青い道路標識に丸駒温泉と書かれている。
ここから約3km入った行き止まり地点の恵庭岳の麓、支笏湖北岸に面した所に丸駒温泉はある。
所在地:千歳市幌美内番外地
電話:0123-25-2341
ここは、大正4年に佐々木初太郎氏が開湯された支笏湖畔で最も古い歴史のある老舗旅館なのだ。
当時は、まだここへ行く道路は無く、交通手段は先に開かれていた対岸の湖畔から渡し舟で行くしかなかったのである。
のちに原生林を切り開き、道路が開通され、現在では札幌方面から国道453号を経て所要時間約40分で行けるようになった訳です。
一軒宿の温泉が国道の道路標識に記載されている事は、北海道内でもたいへん珍しい事なのだ。                                                               
●天然露天風呂
天然露天風呂 男湯
湖に向かって建物の左手奥に創業当時からある天然露天風呂(男・女両湯2つ)がある。
湯の色は、底に敷きつめられた玉砂利の形まではっきりと見る事ができる程の無色透明!
湯面は、透明度の高い支笏湖の水位と同じになっている。
雨の多い時期は水位が上がり、冬は逆に浅くなるという訳だ。
雨の多かった昨年(2000年6月)、支笏湖の水位が80年ぶりに1m50cmも上がり、露天風呂の深さが160cm(右写真)を超えるアクシデントに見舞われ、泳ぎながら湯に浸かるという何とも面白い光景が見られた程。
支笏湖に繋がっている水門
天然露天風呂 女湯
底から湧き出る50度以上の源泉(左写真)。
支笏湖と繋がった水門(右写真)の所に敷きつめた砂利の高さで温度調整している。
この難しい調整は、大ベテランの小竹健治さん(右下写真)が毎日手作業で管理されている。
まさにこの天然露天風呂こそ湯元なのだ!
●展望露天風呂・大浴場
展望露天風呂 男湯
丸駒温泉には、先にご紹介した天然露天風呂の他に大浴場に隣接した露天風呂もある。
ここは、展望露天風呂!まさに名前の通り、湯に浸かりながら目前の支笏湖が一望できる絶好のロケーションにある。
特に朝日がたいへん美しく、温泉ファンのみならず、ここを訪れた者に自然美の感動を与えるほどだ。
この湯船に注がれている湯は、貯め湯のすぐ後ろ側にある湯元から引いている。
泉質は、同じだが鉄分を多く含んでいる為、空気に触れると酸化して湯の色が少々茶褐色になっている。
大浴場 男湯
内湯にある温度の違う二つの浴槽にもそれぞれ別の湯元から湯を引いている。
こちらもその湯を惜しげもなく湯船から溢れ出ている(右写真)。
これは、なんとも贅沢で湯が豊富である事を物語たっている。
家族風呂も利用できる。
●6つの湯元
天然露天風呂 男湯 天然露天風呂 女湯 大浴場(展望露天風呂) 大浴場(内湯1) 大浴場(内湯2) 大浴場(内湯3)

丸駒温泉の湯元は、天然露天風呂2ヵ所を含め湯元がなんと6ヵ所もあり、そのままの源泉を各湯船に引いています。
源泉の温度は、常に48度から53.2度もあるそうです。
●温泉分析表
左の写真は、丸駒温泉の温泉分析と効能等を記載した書類。
泉質は、大きく分けると高張性・等張性・低張性の3つのタイプに分けられます。
丸駒温泉の泉質は、低張性で肌に感じる刺激は少なくゆっくりと肌からミネラル分が吸収されます。
長く湯に入らずに、休憩を入れながら数回に分けて入浴するのが最も効果が高く、アトピー性皮膚炎にもたいへん効果があり、この湯を求めて多くの方々が来られるそうです。
【泉質】
ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)

【浴用適応性】
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病・慢性皮膚病・動脈硬化症・病後回復期・疲労回復・健康促進・切傷・火傷・慢性婦人病・虚弱児童。

【飲用適応性】
慢性消化器病・慢性便秘・糖尿病・痛風・肝臓病・慢性胆のう炎・胆石症・肥満症。
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