*3日目の行動記録 天気 快晴 |
標高1712m地点の手前では、スキーを履いたまま歩くのが困難! そこでスキーをザックに装着して登ることになった。 足にはスキーの変わりにアイゼン(金属製のツメが付いた金具)を着けて登ります。 |
アイゼンに履き替えてすぐ出発。 気温が氷点下20度と、とっても寒いので、ジッとしていては凍えてしまいます。 |
今回一番の難所、大槍。 上を通るのはとっても困難なので、大槍の北側を慎重に歩いて通過しました。 |
大槍を越えてしまえばあとは風に負けないよう、一歩一歩、歩くだけ。 右の写真は頂上手前のなだらかな所。 |
*ついに頂上 標高1878m 3/12 9:15 風強し |
ついに頂上です表大雪を一望できる、ニセイカウシュッペ山の頂上は最高の景色でした。 |
これが頂上から撮影した写真。 下界は、実に気持ちがよかった。 |
*下山にまつわるエピソード |
ニセイウカウシュッペ山の清川夏道ルート(つまり今回僕達が登ってきた道。)を登るときは来た道を帰るのが一般的です。 しかし、今回は西尾根(一本北の尾根)と呼ばれる別ルートを下って降りてきました。 頂上から200mほど降りたところでスキーに履き替えました。 この尾根では、スキーが苦手な僕でさえ気持ちが良かったです。 また、途中でウサギに出会いました。 こんな寒い中、良く生きているものだと感心してしまいました。でも、ひょっとしたら、ウサギさんは僕のことを「よくもコイツ、わざわざこんな寒い山に登りに来るよな。」と、思っていたかも知れませんけどね。 |
話は戻りますが、下りは5時間もかかりました。 きっとスキーのうまい人なら半分くらいの時間で下れてしまうでしょう。 スキーのへたくそな僕は、直滑降部隊の一員で、意図的な停止手段が転倒だけなのです。 早くうまくなりたいものです。 下山してみたら何と車が雪に埋もれていてビックリ!(右写真) もっとも、4人乗りのこの車に6人も乗れる訳はなく、僕は例のごとくヒッチハイクで帰ったのでした。 僕を乗っけてくれた夫婦に感謝。 |