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●自走式キャンピングカー
それでは、今回展示されたキャンピングカーを少し紹介しよう。
自走式キャンピングカーは、普段皆さんが見かけるワゴン車やバス、トラックなどをキャンプ用に改造したもの。
国産車から欧米車まで種類も豊富。
左写真は、国産の新型トヨタハイエースを改造したもの。



後部座席から荷台部分をウッドパネルなどを用いてキッチンやソファーなどをキャンプ用に取り付けたタイプ。
アウトドアを中心としたキャンプには、丁度いい大きさ。
価格は300万後半〜400万円程。
手が届く価格となっている。


会場内でひときわ目立っていたのは、キャンピングカー先進国アメリカの自動車メーカー、フォード社製のキャンピングカー(左写真)。
展示されているキャンピングカーの中で最も大きなタイプ。
車内を覗いてみると、その広さにも圧巻される。
寝室兼用のリビングルームの他に、トイレやシャワールーム、大きな冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロが付いたキッチンとダイニングスペース。



そして、運転席の上にもベッドルームと、まるで移動する別荘。
さすがに価格は1,300万円台。



ご紹介した2台からもわかるように、日本と欧米とでは、キャンプスタイルが違い、キャンピングカーの用途も大きく異なっている。
日本のキャンピングカーは、普通車では、トイレやシャワールームが無く、整備されたキャンプ場で1・2泊程度できればいいように考えて作られている。
使用している建材も高級なものではなく合板を使ったりしているため、収納のドアを開けるとガタガタと建て付けも良くない!
走行中にはキシミ音が聞こえてきそうだ。



一方、欧米諸国では、長期にわたってキャンプする事を考えているため、キャンピングカーには、トイレ、シャワールームはもちろん、キッチンや寝室も標準で配置されている。
ドアや収納の作りもしっかりとしていて扉などは「バチン」と、しっかり閉まる。
内装の建具は、オーク材を使用するなど、デザインもすばらしい。
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