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*いきなりトラブル!! スキー壊れる。
ネジが壊れスキー板から、ビィンディングがはずれてしまいました。
だからといっておいそれと下山するわけではありません。
山にトラブルは付き物!僕らは各種のトラブルに対応できるように様々な物を山に持って行っているのです。
今回はスキー修理具を使いました。
針金でなんとかビィンディングとスキー板を固定し、再出発。
そういえば、普通、斜面を滑って下りる道具であるスキーを使ってどうやって山に登っているのか?という疑問を抱く方がいるかもしれませんね。
解説しましょう。
スキーの裏に、滑り止めのシールをつけていて、これがあれば斜面を登れます。
取り外しも可能で下山するときには、取り外して斜面を滑って降りてきます。
また、ビィンディングが普通のスキーと違い、かかとの部分が浮くようになっており、歩きやすくなっています。
*ちょっと疲れたぞ 一休憩

重い荷物をおろして、休憩タイム。
甘いものを食べれば、疲れが取れると信じて、チョコレートや、あめ玉、甘納豆などを食べる。
他に、チーズや蒸しパン、ピーナッツなども食べる。のどが渇いた人は適当に水分補給。
でも、体力を消耗するから雪を食べてはいけないということになっている。

*今日の行動終了!  2/23 正午
稜線(峰と峰が続いている所)の手前まできて今日の行動は終了。
2時間45分でつきました。
今回は雪の斜面に横穴を掘ってそこに泊まることにしました。
まず、一人が真っ直ぐ横に穴を掘って、ある程度の長さになったら今度は横にスペースを広げていきます。
スペースが大きくなってきたら複数人で掘ります。
今回は、6人用と大型だったので時間がかかるかと思ったのですが、雪質の関係で掘りやすく、2時間で出来上がりました。
このサイズにしては早いほうです。
この穴を雪洞と呼ぶのですが、雪洞はテントよりずっと快適。なんといっても雪洞はあたたかい
あたたかいだなんて意外でしょう?そして、自由にスペースを拡張できるのでじゃまな荷物などは即席で棚を作ってそこに置けば良い。
写真の右のほうに棚が写ってはいるのですがちょっとわかりにくいですね。
そしてまた、立体的に使用できるのが特徴。
天井にささっているのはスプーンです。晩ご飯を食べ終わったら天井にブスッ。そして、朝起きて、朝ご飯食べるときにスポッと抜けば良いのです。
便利でしょう?
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