*3/20 芽室岳登山  天気 晴れ   
芽室小屋を午前6:30に出発し、なだらかで歩きやすい尾根を歩き続ける。
この日は気温が高かったので、休憩時間には、カキ氷を食べました。
カキ氷といっても、雪を食器に入れて、市販のシロップをかけるだけですけどね。
でも、おいしいんですよ。
なだらかだった尾根も頂上手前だけは少し急でした。
右の写真は頂上につくすこし前に撮ったもの。
ここら辺は、かなり強い風が吹いていました。

風がない日なら、スキーを履いたまま頂上までいけるのでしょうが、この日はスキーをはずしてアイゼンを履きました。
アイゼンというのは靴底に装着する金属製のツメです。
 これからつづく、長い山登りの中での最初の頂上。
なんだか、順調なスタートを切れたなあとすこしホッとしました。
芽室岳というのは、南北に100km近く伸びる日高山脈の主稜線上でもっとも北に位置する山です。
厳密に言えば、もう少し北にマイナーな山があるのですが現実的に登られている山を考えると、一番北にあるといって差し支えないでしょう。
右写真は、芽室岳ピークより南側の景色を撮ったものです。
これから数日間、写真に写っている山の高いところを歩き続けるのです。
最終日頃に登る山が、ずいぶん遠くに見えて、こんなにも歩けるのだろうかと、思ったりもしました。
頂上から1時間ほど移動し、今日泊まる場所にたどり着きました。
今日はなんとパイナップルを食べられるのです。

頭の上の異様な物体、それがパイナップルです。
これは芽室小屋まで送ってくれたOBの方からの差し入れなのです。
感謝。最高の差し入れでした。
この雪一面の世界の中に、南の国でどこまでも遠慮のない太陽の日差しもとに育ったパイナップルがあるという風景というのは実にキテレツですが、そのうまさといったらとてもとても、言葉で言い表すことはできません。
山の上で食べる果物というのは実にうまいのです。
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