3日目 二股ラジウム温泉 |
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■長万部でガソリン給油 |
車だってお腹が空くのさ!ということで国道5号に出たキャラバン隊は、長万部町にあるスタンドでガソリンを給油。
ここのスタンドは、ほかのスタンドよりチョット安い。
なんどか出張で使っているが、なぜかここのスタンドで入れたガソリンは、意外と燃費が良い。
質の良いガソリンを扱っているのだろうか?
その後、コンビニに寄り、今夜のお菓子や飲物を大量に買い込んだキャラバン隊は、今宵の宿、「二股ラジウム温泉」へ急ぎます。
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のどかな田園風景が続く国道5号を倶知安方面へ向かい、道道842号を左折、一路二股ラジウム温泉へ!
道道842号に入ると、徐々に道路が狭くなりますので、対向車にご注意を!
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■二股ラジウム温泉 チェックイン |
午後5時半、無事、3日目の宿二股ラジウム温泉へと到着!
山の中にぽつんと建つ、まさに秘湯のいで湯といった佇まいです。
一行を出迎えてくれたのは、宿の方…ではなく、キタキツネくん。
車が来ても逃げるどころか、逆に近寄ってきます。
声をかけると、こちらにトコトコやってきました。
でも、キタキツネはエキノコックスという菌を持っていますので、触らないようにしましょうね。 |
キタキツネとたわむれたあと、早速チェックイン。
二股ラジウム温泉さんは、全国的にも有名な湯治場の一つ。
この日もたくさんの方々が宿泊しており、温泉を楽しむ方はもちろん、病気の療養のため長期滞在をしている方も多数いらっしゃいました。 |
案内していただいたお部屋は、2名用のシンプルなお部屋。
どのお部屋も長期滞在を考えて2名用の和室になっています。
布団なども自分達で好きな時間に用意するシステムになっており、一人ひとりの滞在スタイルによってくつろぐことが可能です。
また、携帯電話は、3キャリアとも電波なし!
喧騒から逃れ、誰にも知られずのんびり過したい方にぴったりの一軒です。
ただし、客室には冷蔵庫が付いておりませんので、飲物を大量に持っていくと後悔します!
(言うまでもなく、我々キャラバン隊のことです)
施設の廊下には、これまで二股ラジウム温泉さんに訪れ、様々な病気がよくなったとの喜びの声がびっしりと張られていました。
ますます温泉への期待が膨らみます! |
■お待ちかねの夕食! |
さて、5時半ごろに宿に着いた我々ですが、6時から夕食が始まるとのこと。
二股ラジウム温泉さんでは、食堂に集まってみんなでご飯をいただくシステムになっているのです。
まずは温泉に入りたい!と思っていた一行ですが、荷物の整理もそこそこに、食堂へと向かいました。
各テーブルには、家庭的で栄養バランスの取れた食事がすでに用意されていました。
キャラバン隊が訪れた日は平日だったため、長期に渡って滞在する湯治客の方がほとんど。
中には杖をついて歩く方などもいて、いつものようにはしゃぐ雰囲気ではありません…。
いつもなら、「ビール飲む人〜」「ハーイ!」なんてお気楽な会話が飛び出すものですが、この日はみんな大人しく食事に専念。
「後で部屋に戻って静か〜に酒盛りしよう…」と、場の雰囲気に圧倒されているキャラバン隊なのでした。 |
■いよいよ温泉へ! |
混浴大浴場。浴槽によって温度が異なります。 |
ご飯を食べた後、まずはやっぱり温泉だろ!ということで、全員揃って温泉へ。
二股ラジウム温泉さんには、全部で12種類の浴槽があります。
ちょっとご説明しますと、まず、温度の違う2種類の浴槽を備えた男性用内湯、露天風呂付きの女性用内湯がそれぞれ用意されています。
そのほかは、すべて混浴で、大浴場、露天風呂、プールが完備されています。
しかもそれぞれ、症状別に入浴できるよう、温度が30.6度から40.3度までの間で浴槽によって細かく指定されています。
24時間、いつでも新鮮なお湯を楽しむことができます。
また、何と言っても世界でも珍しい放射線を持つ『ラジウム泉』とあって、日本全国からガン患者の方々がここの湯を求めて来るのだ。
ココで少しでもよくなりたいと誰もが願って長期の湯治に来られている訳です。
温泉はもちろん、100%の純天然温泉。
そのお湯の凄さはホームページをご覧ください。 |
源泉に含まれる石灰が形成した石灰華ドーム |
効く〜! |
ハッ!見つかった! |
圧巻なのは、混浴の露天風呂!
源泉には石灰が含まれており、各浴槽にも結晶となって浮遊しているくらい濃厚なお湯なのですが、屋外には、その石灰によって形成された巨大な石灰華ドームが断崖絶壁を覆っているのです!
これは効くはずだ!と妙に納得したキャラバン隊、早速、そのお湯を堪能することに。
入浴されていた方に伺うと、「ここに泊まって2日目。ひざが痛かったんだけど、ちょっと良くなってきたわよ。なんといっても外界から遮断されてストレスから開放されるのがいいわね〜」との声や、「ここのお湯がとってもいいから、札幌からいつも日帰りで遊びに来るんです。プールに浸かっているだけで体が軽くなります!」との声を聞かせていただくことができました。
その後、我々は「せっかく水着を持ってきたし…」ということで、水着に着替えてプールへ。
全長12〜13メートルほどでしょうか?もちろん、お湯は天然温泉のプールに浸かり、浮き輪などを使ってキャッキャ言いながら長時間遊ばせていただきました。
(本来は、歩行浴などをするためのプールだと思います…すみません…) |
■寝る前のお楽しみ |
ゆっくりと温泉を楽しんだ後は、夕食時飲めなかったビールを飲もう!ということで、メンバーの一部屋に集まりこっそり飲み会を開催することに。
本来2名用の部屋ですから、そこに7人が集まるとギュウギュウ。
「あっち〜」「この部屋汗くさい」などいいながら、静か〜に飲むメンバー。
実は、この日の夜には1日目から雨で順延となっていた花火(鹿部のコンビニでメグが勝手に購入)をやろう、という話があったのですが、「こんな雰囲気で花火やったら怒られるだろ…」と躊躇するメンバー。
そして何気なく館内説明図を読んでいると、夜9時には玄関が施錠されるとの情報が。
「あと15分しかないじゃん!」ということで、クワガタ探し&花火をするため駐車場へ。 |
「ちょっと離れた場所でやった方が…」「もう鍵閉まるよ!」「早く!」とのせかされる声の中、黙々と火をつけては花火を消化するメグ。
急いで花火をやってもちっとも楽しくないということに気づいた、メグ30歳の夏でした…。 |
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花火はなんとなく消化不良で終わってしまいましたが、温泉はとにかく最高!
部屋に戻ったメンバーは、再び浴場へと姿を消したのでした…。
ちなみに、温泉にたっぷり浸かったメンバーからは、「なんとなく体が軽く感じる!」「ひざが痛くなくなった!」という声もチラホラ。
日にちに余裕を持って滞在すれば、きっと体も心も癒されるはずですよ!
お悩みの方は、一度訪れてみてはいかがですか?
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